ディカプリオにもマット・デイモンにもあまり興味がなくて、ジャ .. >(続きを読む)
ディカプリオにもマット・デイモンにもあまり興味がなくて、ジャック・ニコルソンを見に行ったのだが、えらい迫力の悪魔面は健在で、その点では満足できた。しかし、けっこう長いので、その間ずっと神経がちりちりするようなディカプリオのテンパリぶりにつきあうのは疲れる。もっとも、これはそれだけ彼の演技がよかったということでもあるのだが。
ふたりの間にはさまれる女性医師が、なぜディカプリオにひかれたのか、そのへんの描写がないので、「話の都合でそうなった方がおもしろいから」という風に見えてしまう。
『インファナル・アフェア』は見ていないので、比較はできないが、アメリカに舞台を移したことで、民族的な対立などの要素が、うまく話にからんでいたと思う。