「こう来るな」という予想がひとつも裏切られない、正統派の青春 .. >(続きを読む)
「こう来るな」という予想がひとつも裏切られない、正統派の青春コメディでした。
この映画の舞台となっているのは1979年で、わたしもちょうど高校生だった。で、なつかしく見たかというと、細かいアラが目について、逆に入り込めず。
女の子みたいな後輩の衣装は、どう見ても70年代初頭のもの。いくら田舎だって、これはない。それに、ヤンチャな高校生が、喫茶店に入るだけで緊張するとか、ありえない。お医者さんの待合室は60年代かっていうくらいレトロだし。
これは、時代設定の問題じゃないけど、病院のロケ現場がどう見ても学校なのは笑えた。
出てくる男の子たちは、みんなかわいいし、のんびりと見るには悪くないかも。小学生は、ギャグの連発に笑いこけてました。
ここは笑う場所じゃないよなぁ、というところで、ちょこちょこ笑い声が起こっていたのは、たぶん地元の人でしょう。栃木県人には、別の意味で笑いどころが多かった。
しかし、2時間は長いよね。あと30分詰めればテンポよくなったでしょう。