<ネタバレ>今年も見てしまった。
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<ネタバレ>今年も見てしまった。
あのケビン一家がまた帰ってきました!
シリーズ2作目も非常に楽しく心温まるクリスマス映画の良作です。
本作はケビン君が一人ニューヨークで大冒険!前作よりもスケールが大幅アップ。
危険なニューヨークですが、クリスマスの雰囲気は素晴らしいです。
クリスマスムードを盛り上げる音楽がまたいい。
リムジンでピザとコーラとか、おもちゃ屋の雰囲気とかすごくワクワクする。
非常に夢のあるファンタジーだと思うから好きだ。
クリスマスの天使ケビン君は今回は可愛らしい小悪魔というか残酷な天使だ。
前作よりも過剰と思えるトラップの数々は商業的な為と思われる。
ホテルのスタッフは愉快な人ばかりでおかしい。
とくにロッキーホラーショーの人はいい演技してると思う。
今回もグリンチみたいな泥棒コンビは大活躍ですが、
僕はノッポなマーブのほうが好き。
いいリアクションするから。
おもちゃ屋のダンカンさんという人物は素晴らしい。
ケビンとダンカンさんとの対話がなんか素敵だ。
鳩おばさんはファンタジーな存在感が良い。
見かけは怖いけどクリスマス愛の抽選に漏れた孤独感と哀しみがなんとも愛おしい。
哀れそうで怖そうな人が人間味を見せると心惹かれる。
しかしケビンの目で見た夜のニューヨークは怖すぎる。
実際はもっと怖いんだろうけど。
そんなニューヨークの孤独さがあったからだろうか、
母親とケビンとの再会は前作以上に感動するかも。
以前はホームアローンは家族愛をテーマにした作品だと思っていたけど、
たぶん母子愛の方が強いのかも。
それでも小さな子供と母親との母子愛って嫌いじゃない。
たぶん自分はそこに自身を投影して観てるんだろうか。
笑いは前作よりも上かも。とても痛快だ。
マーブが女性にビンタされるところが面白くて仕方ない。
あとケビンがいない事に気づいた時の母のリアクション、
フロントマンの男がケビンの母にビンタをくらったところなど、
好きなシーンは多い。
心温まるハートフルコメディの傑作。
このテンションで3作目もいけたと思うんだけど、これでケビン君一家ともお別れです。
ああ寂しい。