<ネタバレ>前半はSF映画として非常に面白く、後半はスピリチュアル映画で .. >(続きを読む)
<ネタバレ>前半はSF映画として非常に面白く、後半はスピリチュアル映画で終わった。
そこが良いです。
科学から精神の世界へ・・・といった感じだった。
SFから精神の世界は2001年宇宙の旅を思い出します。
また未知との遭遇みたいでもあります。
ただただ幻想的な風景が美しく、宇宙の大きさよりも精神世界の壮大さを感じる。
そこに神のような大きな存在を描いているのだと思います。
宇宙とは人の無意識に存在するという考え方がありますが、
この映画もまた内面世界のようでした。
人間の固体を超えた感覚です。
「言葉ではとても説明できない これは詩よ」といった台詞では、
その表現に凄みを感じる。
それとは別に我先にと勢力争いの醜さがあった。
上司の出しゃばりもだいぶイラついたけど、神を語る狂信者が攻撃の手段にでるのは許せない。
エリー・アロウェイが遭遇した美しい光景とは真逆だ。