<ネタバレ>まず、タイトルから印象に残った。
冒頭のテキサスからニュー .. >(続きを読む)
<ネタバレ>まず、タイトルから印象に残った。
冒頭のテキサスからニューヨークに旅立つ場面は、主人公ジョーの希望に満ちた感じがとても良かった。カーボーイ姿で家から町の大通りに出る、町並みが何故か印象に残った。
バスで隣の人に話しかけたり、ワクワクしてジッとしていられない気持ち、とても良くわかる。僕も旅立つ時はそういう気持ちになると思う。
その時の希望に満ちたジョーと、音楽の歌詞がとても合っている。
孤独のつきまとうジョーは、ラッツォと出会えてよかったね。
ラッツォの人柄が好き。でも彼はとても変な咳をしたり具合が悪そうで気がかりだった。
ラッツォの紹介したハゲのおっさん、目がイッちゃっていた。「さぁ祈ろう!」っておかしいでしょ!
夢や妄想の場面で、そのメチャクチャな映像が、意味が判らなくてとても面白かった。
ジョーの幼少時代に上半身が裸だったのが気になったのは、たぶん僕だけです。
でもあの同性愛者の青年ムカつくわね!「お金ない」ってどういう事よ!
人間として、そういうのはズルいと思うよホント!
ラジオを売った場面でのジョーはとても淋しそうだった。
パーティーはとてもサイケデリックで混沌としていて、麻薬でブッ飛んでいる人たちの集まりで、あのアートな空間がヤバかった。
終盤のバスの中で「マイアミに着いたらネズ公なんて呼ぶなっよ、、、」みたいなことを話すリコがとても悲しかった。
とても面白い作品でした。