<ネタバレ>なんか一筋縄ではいかないジャンルが面白かった。
めちゃ「エ .. >(続きを読む)[良:1票]
<ネタバレ>なんか一筋縄ではいかないジャンルが面白かった。
めちゃ「エイリアン」してるんだけど、ぜんぜんホラーじゃないっていうか、
スリルも恐怖も絶望感もない。
さらにチョイワルヒーロー映画の要素がある。
ジュラシックパークのようなアドベンチャーもある。
以前にリディックって映画を観た記憶が微かにあるけど、
本作はその関連作のようだ。
「暗闇に潜むクリーチャー」という設定が生かされていたかどうかは分からないが、
モンスターの擬態を観客に体感させるシーンがモンスターパニック映画としては面白かったと思う。
個人的に面白いと思ったのはメインヒロインを演じるラダ・ミッチェルが「暗闇に潜むクリーチャー」
という似た題材を扱った映画「サイレントヒル」にも主演していること。
この映画は軽くアッラーの神を批判し、イスラム系の子供は3人いれば3人が死ぬけど
白人の子供は一人いれば一人が絶対に助かる。
最後でイスラム教の信者は「何に祈ればいいのか分からない」といい、
白人の子は「私は分かる」という。
これは映画の出来と関係ないけど、
映画の中で宗教や文化の優劣をやるのってフェアじゃないと思う。
とても斬新だったのは冒頭でいきなり乗客全員を切り捨てようとした薄情なメインヒロイン。
いままでにないタイプだ。
こいつはたぶんソウでジグソーに拷問されるタイプだ。
ホラー映画的なものを期待したので、もっとグチャ、ドロ、ギャー!っていうのが欲しかった。
鑑賞中はリディックがオリジナルでこっちがスピンオフだと思ってた。
こっちを先に見ていたら評価も違ったかもしれない。
エイリアンの二番煎じにしては面白かったけど。[良:1票]