<ネタバレ>非リアの皮をかぶったリア充が大嫌いです。
これは自分が非リ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>非リアの皮をかぶったリア充が大嫌いです。
これは自分が非リアだと吹聴するリア充の事です。
この映画はそんな層にウケそうな印象がありました(まあ何を言っているか分からないでしょうけど・・・)。
バンプオブチキン風の音楽がまさにそれを物語っています。
見る気がしなかったのはもう一つ、
男女の体が入れ替わるというシチュエーションに古さを感じたからです。
それと若いリア充カップルがこのシチュエーションを見てお互いがくすぐったくなるんだろうなと思っただけで嫌悪。
しかし見た瞬間で印象は吹き飛びました。
神アニメです。
僕はオタクではありませんがこれは神アニメです。
「凪のあすから」「あの花」と同じくらい神アニメです。
そしてウケる層が広いと思います。
どんな年齢層が見ても楽しめる広い導入口が用意されていると思います。
ある程度の人の心の琴線に触れるあざとさがあります。
全体的にスピーディー、軽やかで綺麗でした。
全体的に若い感覚ですが古い文化も描かれており、
田舎が描かれたと思えば都会が描かれてます。
可愛い妹が出てくるかと思えばBL好きが喜びそうなメガネをカチャっていわすシーンもあります。
変態だ思えば清々しかったり。
ロックフェスのような一体感というか昂揚感が感じられました。
全てがクライマックスシーンでした。
アニメオタクではないので深海さんの作品は当時見たデビュー作以外に見たことはありませんが、
絶妙な距離感が当時見た作品と少しだけリンクしました。
オタクの特権を一般人に晒したという感じがします。僕はそこらへんオタクじゃないのでわかりませんが。
オッパイを揉むシーンは自慰行為でありエッチシーンでもあるので
家族と見るのは恥ずかしいし、両親が「君の名は。面白かった」とか言ってたら少し嫌です。
それから、あのDQN崩れはそれ自体がフラグだったから隕石に潰されたよね?
喫茶店のシーンみたとき「あの花」思い出しました。
40歳のオッサンがこんなに瑞々しい若い感覚で物語を描けてることが32歳おっさんの自分にはうれしいですが、
作品として良いところだらけで少しあざとい感じがしました。