<ネタバレ>可愛らしいまるで天使のような洋少女。
しかし、なんというこ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>可愛らしいまるで天使のような洋少女。
しかし、なんということでしょう。彼女はサイコパスだったのです。
つまり殺しまくりというわけです。
幼女が殺人鬼という当時としては衝撃的な内容は、
某雑誌で伝説のトラウマ映画として紹介されていました。
実際はトラウマ映画というよりも良質なサイコサスペンス映画でした。
母にとっても子にとっても「悪い種子」を受けたことは悪運程度の些細なことだったのかもしれません。
そのような運命にあながうかのような親子愛は歪な中にあっても感動的でさえありました。
しかし無邪気に何も知らず、自分の欲しいもののために殺しまくる少女は狂気じみて身勝手です。
天使のような見た目とのギャップが凄まじいのが本作の見どころの一つです。
最後に山場らしいものを持ってきますが、
それよりも一段階前で終わってくれた方が悲壮的な親子愛がひきたって美しかった気もします。