<ネタバレ>(当時の映画メモをもとに編集)
日本の美しさというものを思 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>(当時の映画メモをもとに編集)
日本の美しさというものを思い知らされました。
特に沼を船で渡る場面は美しいです。深い霧が渦巻いていて、凄く幻想的な感じがしました。
まるであっちの世界に繋がっていそうな、消えてしまいそうで異様な感じです。
“美しい女”は、とても怪しい美しさでまた異様です。
ああいう黒髪を見ると、日本人の深い何かを感じて怖いです。
付き添いのおばあさんも、怪しい感じがとてもよく出ていたと思います。
主人公の陶工の奥さんがとても母親みたいに優しくて、とても悲しかったです。
現実と幻想を描き男と女の違いが身に染みた圧倒的な物語でした。
(男とは現実を見失うものかもしれません)
とても深くて異様な美しさです。
(以前は悪意に取り憑かれた心を害するレビューをしてすみませんでした。)