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<ネタバレ>(※動物が好きな人は絶対に観てはいけません!というのも、この作品は「やらせ」ですが、動物に関しては本当にやっているからです。)
まさに最低で下品な作品。
動物を殺すところを見せる映画。
「亀さん」の場面だけは「冗談じゃないよ!」って感じだった。
(僕は食べたこと無いけど)スッポンとか食べるけどなんとも思わないでしょ?
なんだろう、、、問題なのは扱われ方かな?面白がってるじゃん!
スプラッターってのはジョークで笑い飛ばすものだと思ってんだけど、ジョークじゃないじゃんか!
衝撃映像(未体験映像)でそれに見入ってしまう自分もいるんだけどね。そういう残酷な自分は確かにいます。
でも動物殺す場面を見せるのは良くないよ。
動物を殺しすぎている。
「亀さん」だけじゃなくて「トカゲ」も「サル」も可哀想だった、、、。
友達に「食人族観たよ~」って自慢してたら「人喰い族」だったという屈辱、、、
その屈辱感をやっと晴らせた爽快感、やっと観れたという達成感にに10点を謙譲したいが、
それはあくまで僕個人の都合なので我慢我慢。
ドキュメンタリータッチでリアリティがあるし、
変なB級作品よりも熱意(といったら語弊があるかも)がこめられている感じがして、
比較的よく作りこまれているかなと思う。
B級、スプラッター、アンダーグラウンド界隈において「食人族」という存在感は不動のものだと思うし、
この「人食い」という異端なテーマを作品にしようとする発想がすごいし、
「ちょっと観てみたいかな?」と興味をかきたてられるような魅力をこの作品自体が持っているので、
そこらへんは評価したいかな。
骸骨やいろいろなものが塊りになってぶら下がっているのは少し面白かったし、
串刺しにされている女性の画は個人的に名場面だと思うし、
終盤でのテンションが素晴らしい。
なんだか「万国博覧会」(を連想しました)のような変な音楽が耳について離れない。。。
まあ、B級(というかZ級)をやるなら、(動物を殺すのはダメ!ですが、、、)このくらい最低で下品なものを目指して欲しいと思う。
これも映画なんですよね、、、いや~映画の世界は深いです(不快感をこめて)。。。
(でも輸入版のDVD持ってんだよね、廃盤だから!)