<ネタバレ>1話+++
黒い馬の存在感がとても良かった。
迫力があり .. >(続きを読む)
<ネタバレ>1話+++
黒い馬の存在感がとても良かった。
迫力があり、とても不吉な感じがした。
音楽も神秘的で良いと思う。
享楽に耽る女主人公もセクシーだ(ちょっと病んでいるけど)。
そのセクシーな女主人公と、ダンディーで逞しい黒馬との組み合わせがまたセクシーだ。
炎にはとても勢いがあり、そこに消えていく二人はとてもロマンチックだ。
2話+++
「影を殺した男」というタイトルにゾクっとする。
これは原作の校舎のどこか歪んでいる感じが好きだが、本作ではそれがあまり出ていなかった。
ウィリアムの性格が悪過ぎてイライラした。
ベッドでウィリアムがウィリアムウィルソンの首を絞めようとした時に、ウィリアムウィルソンが笑顔で振り向いたのはとても不気味だった。
トランプ勝負の相手の女性がとてもセクシーだった。
侮辱した相手を負かせて、自分に屈服させるのはとてもエロティックな関係だと思う。
3話+++
一番鬼気迫る感じだったかな。
インタビューの時の天才っぽい喋り方が良かった。
主人公の病んでいる感じが良かった。
テレビ局とか、なんか近代的な都会っぽくてなんか違うかなと思ったけど、
それでも独特の雰囲気が出ていて良かった。
車で爆走するシーンのスピード感が気持ちよくて、アトラクションの様だった。
パーティーはとてもシュールで個性的な人が沢山いて賑やかだけど、
そこから離れたとたんに暗闇で孤独になり、闇の住人のような存在も顔をのぞかせ、
なんだか都会の闇を見たような気がした。
少女が怖い!
フェリーニ監督のセンスを感じた(ような気がした)。
一本のDVDなのに、それぞれの物語ごとに監督や撮影や音楽が違う人なんですね。
それが一番びっくりした!
いや~、、、「世にも怪奇な作品」ですね。