<ネタバレ>なんともいえない不思議な感じのする、非常に面白い映画だった。 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>なんともいえない不思議な感じのする、非常に面白い映画だった。
様々な境遇と人物像が交錯する中でのドラマは圧倒的。
本編にもある”強すぎる愛”が故の悲劇とでもいうのか、
人一人が抱えるものの重さと
ありふれているようでいて壮絶な人間ドラマに感情が揺さぶられて、観客である自分もその中で共感し、自分もまた人間であるということを発見したような気分だ。
人生は数奇な不思議なことにあふれているとこの映画はいってた。
生きたり愛したり許したり憎んだりするってことは不思議なことだ。
カエルがかわいそうだけど。
あまりにも圧倒的なものを目の前にすると、心の蟠りなんか忘れて相手に素の自分が出せるような気がする。
トムクルーズのセミナーは何とも滑稽でイタい面白さだが、
インタビュー後半のトムクルーズの表情は精悍な眼差しが美しい。
正直、トムの演技の才能を初めて感じた。
この映画が凄いのは3時間という上映時間を全く長いとは感じさせないドラマの密度の濃さだと思った。