高校生の頃、映画好きだった父親が薦めてくれた作品。
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高校生の頃、映画好きだった父親が薦めてくれた作品。
先入観もなく観ていたので前編が終わったところでええええ!と驚いたものです。
父親曰く「当時は映画館で前編が終わると途中で休憩時間が入ったんだ」との事。
また当時の映画で太陽を撮るのはタブーだったのを黒澤が破ったんだとか
あの頃の時代劇は紋切り型のチャンバラだった中でリアルな殺陣を見せられて驚愕したもんだ…等々
黒澤明の凄さをリアルに感じた世代の説明はとても熱かったです。
そんな感じで、当時隣で父親が解説してくれなければ意味がわからない事も多かった点、万人に受ける映画というわけではないかもしれないです。
実際、友人に勧めてみたところ最初の数分で「何をいってるかわからないし不気味」という理由で離脱されてしまいなんて勿体無い…!と内心歯噛みしましたから。
父親のおかげで最後まで面白く観れたという思い出の映画、いまは亡き父に感謝。