30年ぶりに見直したが、驚いたことに、その時と印象が変わらな .. >(続きを読む)
30年ぶりに見直したが、驚いたことに、その時と印象が変わらなかった。
年をとると同じ映画でも見方が変わるというが、これはどうしてだろう。
ひとつには、曖昧なシーンがなくいろいろな解釈を許さない、ある意味“わかりやすい”話だからかもしれない。
もうひとつは、80年代のど真ん中に作られたにもかかわらず、この映画がもし新作として発表されても何の違和感もない、つまり時代を感じさせない映画だからかもしれない。
映画のテーマ自体にはいろいろ議論があるかもしれないが、そういう意味でこの映画は名作と呼べると思う。
あ、ひとつだけ。坂本龍一がデビッド・ボウイにキスされて剣を振り上げるがぶっ倒れるシーンは、当時はポカーンとして見ていたが、今回はなぜか爆笑してしまった。あの坂本龍一の顔は素晴らしい。いやもうね、また思い出し笑いしましたよ。まいったね。