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<ネタバレ>法廷サスペンスが好きなのでかなり期待して観たのですが、少し残念。ラストのドンデン返しの評価は難しいのですが、ノートンの無実から二重人格へと進んでいく過程が法廷の中ではなく、リチャード・ギアとの関係性の中で明らかになる構成になっているため、リチャード・ギアに感情移入ができていないと結末もイマイチ響かない。途中の本筋と関係の無い、検事と司教の関係を告発する場面も余計に思える。結局、エドワード・ノートンを見る映画かな。