<ネタバレ>園監督の描くエログロは、とにかく下衆で最高!
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<ネタバレ>園監督の描くエログロは、とにかく下衆で最高!
実質の主人公である、いずみ役の神楽坂恵さんはハマリ役。
貞淑な妻と、ビッチな女を持ついずみを見事に演じきって、あの巨乳を惜しげも無く見せて下さいます。
しかも、エロイ。
最近のグラビアや映画に多い、人形のような裸体では無く、生きたナマの感触がある裸体。
本当にエロくて、だからこそリアル。
女性が持って生まれた性欲と葛藤するいずみに、非常に共感できました。
監督はなぜにここまで女性を分かっているの?と驚いたぐらいです。
私自身は女性で、やはり性欲と倫理観の狭間で悩んだことがあります。
それはまさしく劇中で出てくる「城の周りをグルグル回る」でした。
多くの人は、そんな葛藤と上手に折り合いを付けていくのでしょうが、いずみは清潔すぎる世界にいたからこそ、性欲と言う『肉の自分』と折り合いを付けることができず、暴走してしまったのかな~?
難点は、とにかく長い!
自宅でDVDだったから良かったものの、これを映画館で観るのは、ちょっと辛いだろうな~。(椅子に座りっぱなし、トイレ行けない・・・。絶対に辛いはず)