<ネタバレ>アメリカ人が“鉄のカーテン”で閉ざされた国、東ドイツに潜入し .. >(続きを読む)
<ネタバレ>アメリカ人が“鉄のカーテン”で閉ざされた国、東ドイツに潜入し、重大な機密を盗み出すという、ポリティカルサスペンス。
アルフレッド・ヒッチコックらしい美しい映像。
その中で繰り広げられる、アメリカ仕込みのご都合主義的なストーリー。
これが何とも、悪い意味でアンバランス。
終始緊迫感があり、楽しめる人には楽しめる内容となっているものの、あまりにイベント一つ一つが単純すぎる。
そして、主人公たちがピンチに遭遇する回数も多すぎ、しかも都合良く切り抜けすぎ、と不自然な流れ。
そして、最後はハッピーエンド。
ううむ、素直に楽しめなかった私に問題があるのか、この作品の都合の良さに問題があるのか・・・
ちょっとした問題作のようにも思う。
どうでもいいが、ヒロインに魅力が無いのが、隠れ致命傷。
まあ、これは個人的な趣味の域を出ないが。