<ネタバレ>戦時下における、軍隊の内幕をリアルに描いた作品。
軍隊内部 .. >(続きを読む)[良:3票]
<ネタバレ>戦時下における、軍隊の内幕をリアルに描いた作品。
軍隊内部ではイジメや暴力が日常茶飯事に行われており、むしろそれが内部では当たり前のこととされている。
上層部は物資を横流ししたり、人事を不当に行ったりと、こちらも腐敗し放題である。
そういった軍隊内部の内幕を、嫌というくらいにリアルに見せ付ける。
これが本当にリアル過ぎて辛すぎて、観ていて嫌になる。
作品の出来具合としては、文句のつけようがない。
時間の経過を忘れる程の力作である。
しかし、先に書いたように、観ていてどうも嫌になる。
気分が悪いままに二時間が経過するのだ。
「良い物観た」ではなく、「胸くそが悪い物を観た」。
観終えた後、そんな気分になってしまう。
そこがこの作品の良い所であり、悪い所でもある。
いずれにしても、本作が非凡な作品であろうことは間違いない。
久しぶりに凄い邦画を観た気がする。[良:3票]