溝口健二が戦時下に発表した“駄作”。
しかも、敗戦直前に作 .. >(続きを読む)
溝口健二が戦時下に発表した“駄作”。
しかも、敗戦直前に作られたものだから悲壮感が漂っている。
溝口作品の中で駄作と感じたものはいくつかあるが、本作に勝る駄作なし。
それだけ勢いのある(勢いのない?)駄作。
とはいっても、本作は4人の監督による共同作品である。
溝口が担当したパートは、全体のほんの一部分にすぎない。
なので、本作の全体イメージでもって、溝口作品の評価とするのは誤りだろう。
しかし、退屈な80分であった・・・