<ネタバレ>後半の、はちゃめちゃ芸術人生は、コメディ色が強くなり、それほ .. >(続きを読む)[良:1票]
<ネタバレ>後半の、はちゃめちゃ芸術人生は、コメディ色が強くなり、それほど感じ入るものはなかったが、前半から中盤にかけての芸術への傾倒の過程をブラックユーモアたっぷりに描いた部分は、ほんと面白かった。
直接的なギャグではなくて、武や武映画を好きな人なら微妙に分かるという、微妙な感じのギャグが満載。
とにかく人が次々に簡単に死んでいくところなんかは、いつもの武映画。
寺島進のヤクザ役カメオ出演も印象大。
豪華な役者陣を贅沢に少しだけ出演させて、流れるようにストーリーが進んでいくのも小気味いい。
でも一番印象に残っているのは、汚い工場で事務員として地味に働く麻生久美子。
こんな仕事場で腐り気味に働いている状況で、地味に美しいこんな女性がいたら、まさしくイチコロだろう。
しかも相手からアプローチ。
これは一種の夢物語だ。[良:1票]