都会の刑事と、所轄内におけるその所轄警察官との力関係に興味を .. >(続きを読む)
都会の刑事と、所轄内におけるその所轄警察官との力関係に興味をそそられた。
話の内容に関してはそれなりに理解できたが、うまく犯人が見つかりすぎという印象はぬぐえない。
しかも、都合よく犯人の目星が二転三転し過ぎ。
その分、二時間ドラマを観るような飽きにくさと、卒のない面白さは感じられた。
黒人を刑事を演じたシドニー・ポワチエは、地味ながら確かな実力を感じさせた。
警察署長役のロッド・スタイガーの演技も負けず劣らずに良い。
二人の確かな演技が土台にある、安定感を感じる作品でもあった。