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カンヌで最高賞を取った作品を是非観てみたい!ということで鑑賞。
まず長谷川一夫。
私はこの人が苦手。
下膨れだし、大げさだし、オカマっぽい。
そして京マチ子。
私はこの人も苦手。
下膨れだし、気味も悪い。
つまりは、私にとって最悪のキャスティング。
だけど、楽しめた。
これは自分でも驚き。
まず極彩色のイーストマン・カラーが素晴らしい!
まばゆいほどの色鮮やかさ。
そして、そのカラーに映える衣装の数々。
また、音楽も素晴らしい。
重厚で迫力のある音楽。
本作で音楽を担当している芥川也寸志って、今まであんまり好きじゃなかったんだけど、かなり見直した。
ストーリー自体はとってもシンプルで、どこかで見聞きした様な型通りのものだったが、映像と音楽による効果がそれを非凡なものに変えた。
この時代の日本映画はやっぱり凄かった。