<ネタバレ>この作品に限らず、ゴダールの作品を沢山見てきて感じることは、 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>この作品に限らず、ゴダールの作品を沢山見てきて感じることは、ゴダールは戦争が大好きだということ。
戦争や革命や暴力や拷問、そういったことが大好きなんだろう、本作に限らずしつこく描き出してくる。
理解しにくい言葉の洪水で、何度巻き戻してゴダールの言葉に耳を傾けても、その言葉の数々は理解に至らない。
そもそもゴダールは、見ている人が理解できるように作っていないのではないか。
ゴダールは映画に対する常識を覆すことに力を注いできた。
映画とはこうあるべきという常識に囚われることなく、独自の映画表現を貫いてきた。
理解することは難しくても、それを見て感じることに意義と価値がある。