<ネタバレ>エンニオ・モリコーネの調べが間抜けな本作。
さて、最大 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>エンニオ・モリコーネの調べが間抜けな本作。
さて、最大の見所はやはりキャスティングでしょう。
ジャン・ギャバン、アラン・ドロン、リノ・ヴァンチュラ。
この3人が揃った時点ですごいのに、脚本にジョゼ・ジョヴァンニまで布陣する豪華さ。
しかし、キャスト・スタッフ負けしている。
どうも全体的に間延びしているし、緊迫感も中途半端。
それとジャン・ギャバンが度を超えて老けすぎ。
元々、俊敏なタイプの俳優ではないが、それにしても衰えすぎ。
セリフをしゃべるだけでかったるそうなギャバンが哀しい。
ジャック・ベッケル作品の様な鋭さもなければ、ジャン=ピエール・メルヴィル作品の様な陰鬱さもない。
アンリ・ヴェルヌイユって、どうも中途半端だなぁ。