80年代の日本映画とアメリカ映画は、どうも若い男女がカッコ悪 .. >(続きを読む)
80年代の日本映画とアメリカ映画は、どうも若い男女がカッコ悪くて仕方ないが、本作もその例にもれない。
どうしてこんなにカッコ悪いのか。
主要人物である男2人と女2人。
この4人のいずれに対しても、私は魅力を感じなかった。
ヨーロッパ映画なんて、50年代でさえも女優がもっとオシャレでかっこいいというのに・・・
セックスを題材にしているが、セックスに対するアメリカ文化の認識が理解できて、その辺は良かった。
しかし、最後がどうも消化不良気味。
そして全編に横たわるソダーバーグ風味の効いたダイアローグの数々がどうもかったるい。
だけど、良い意味で言えば、ソダーバーグのオリジナリティが発揮された作品なのではないか。
ダイアローグに独特のスパイスが効いていて、俳優陣の表情なんかも細かく表現されている。
好みな作品ではないが、それなりに楽しむことはできた。