<ネタバレ>悪い女性を演じさせたらベティ・デイヴィスの右に出る者はいない .. >(続きを読む)
<ネタバレ>悪い女性を演じさせたらベティ・デイヴィスの右に出る者はいないのではないだろうか。
それくらい凄まじい演技、というか演技ではなく素のベティ・デイヴィスなのではないかと思うほどに凄い。
本作の優れているところは、単にベティ・デイヴィスの一人勝ちとするのではなく、夫を見殺しにしたという十字架を背負い、いずれ娘から正義の鉄槌を喰らわせられると暗示させたところ。
雨の中、恋人と歩き去る頼もしい娘を窓から眺めるベティ・デイヴィスが何とも言えない奥深い余韻を残す。