<ネタバレ>岡本喜八監督の独自のセンスが光る戦争映画。
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<ネタバレ>岡本喜八監督の独自のセンスが光る戦争映画。
ユーモアもあるが、それ以上にやっぱり暗い。
何故って、やっぱり戦争、それも日本の敗戦を描いた内容だからだ。
それにしてもあの死に方は、これ以上なく残酷。
まるで宇宙を永遠に彷徨う人工衛星に取り残されてしまったかの様だ。
名も無き一人特攻隊。
一瞬で散っていった「神風」や「回転」などの、名のある特攻隊の方が全然楽だと思えてしまう程の、究極の孤独死である。
合掌。