<ネタバレ>決して否定的な意味ではないのですが、いつもの
うる星やつら .. >(続きを読む)
<ネタバレ>決して否定的な意味ではないのですが、いつもの
うる星やつらの世界を外から覚めた目で見ているような感覚を覚えました。
たった一人の夢ではあったのだけど、一番楽しい時間の象徴である学園祭前夜が
延々と続くが現実は別のところにあり、いずれは帰らなければならないんだという
ことをラストに向けてこれでもかと続く悪夢に教えられているようです。
数々の幻想的な映像もすばらしく、あくまで能天気なギャグである原作との対比によって
重いメッセージがうまく浮かび上がっています。ストーリーも矛盾なく進めているのもいいです。でもあの中にいたら私は絶対に気がつかないだろうし夢の心地よさにきっとおぼれてしまいそう。