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<ネタバレ>歯車に挟まれて運ばれていく場面が有名な作品。この度、初めて鑑賞し、あの工場シーンは、チャップリンが最も得意とするドタバタ喜劇にピッタリな舞台だっただけ、と解釈しています。本作は、与件である産業社会について、それを否定するでも、肯定するでもない映画と考えてます。以前と異なり、だいぶ複雑になった「モダン・タイムス(現代)」のなかで、どうやって幸せに生きていくか、という物語であったと思っています。…うーん。我ながら言ってることがまだるっこしいな。要するに、チャップリンは、風刺なんて意図してなくて、こうするのが面白い、と思ったことをやっただけだと言いたい。