<ネタバレ>大きな期待はしていなかったですよ。ベアーズの悪たれどもにもう .. >(続きを読む)
<ネタバレ>大きな期待はしていなかったですよ。ベアーズの悪たれどもにもう一度会いたい、っていう気持ち、ホントそれだけ、それで観ました。だから、エンゲルバーグ、またモノ食ってるな、タナー、なんかいつもより元気がないな、マーメッドはハンクアーロンの背番号じゃなきゃダメだったんだよな、なんて久しぶりの対面を喜んでいた前半でした。それでよし、とも思ったのですが、その後の展開はいくらなんでもダメダメすぎる。なんでこんな映画を作ったんだろう、という疑問の連続。日本をターゲットに、子どもの野球で一儲けたくらんでるトニー・カーティスと、そんなもんの片棒なんか担ぎたくないベアーズの子どもたちのふてくされぶり。まるで、映画を見ているんだか、本作の撮影現場で本当に起こっていたドキュメンタリー見せられてるんだか、わからなくなります。なんせ、3回くらい試合らしいシーンはありますが、まともに成立しているのが1つもない。野球をやらないベアーズなんて、ベアーズじゃありません。有名な猪木のシーンの寒々しいことといったら。欽ちゃんシーンなんて、別にベアーズがそこにいる必然性すらない。つまり、いらないパート。なめてんのか。唯一の救いといえば、ラスト間近。ケリーのランニングホームランのシーン。オレ、野球なんかで熱くなるタイプじゃないのに、という含羞と、でもなんだかうれしいって表情で疾走するシーン。ここだけは、往年のベアーズファンとしては、うれしかったですね。という訳で、3点。