<ネタバレ>キアロスタミの映画には、観るコツがある。
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<ネタバレ>キアロスタミの映画には、観るコツがある。
何かありそうだけど、何もない場合が多い、とリラックスして観ること。
そうすると、彼の映画のなかの会話やちょっとしたことに、クスリと笑える余裕が出てくる。
この映画では、少年と大人の友情や、顔を見せぬ少女や生き埋めになった事故など。
田舎の刺激感覚で見ると、これらもまた楽しい。
都会の次々消費される刺激の中で、これらの牧歌的な刺激もまた新鮮だ。
そして会話の豊かさ。
ビジネス的な要素の一切ない会話の豊潤さ。
そこにキアロスタミの醍醐味を僕は感じてる。