<ネタバレ>アランパーカー追悼の意を込めて鑑賞。
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<ネタバレ>アランパーカー追悼の意を込めて鑑賞。
アランパーカーの初期の青年の成長を描く映画が好きだった。
「フェーム」「バーディ」
この映画でも、不況にあえぐアイルランドで、
経済的に困窮していた家族の、少年から青年へと成長していく様をじっくり描いている。
アイルランドと言えば、ジョンカーニーの映画でもお馴染みの国である。
いつだって、経済的にきつい、閉塞感のある国のイメージがある。
この映画では、そこから逃げ出すようにアメリカへと旅立っていくラストだ。
父親が入り浸ってたバーの店先に飾ってあった自由の女神を眺めていた青年が、
ラスト、本物の自由の女神を船上から眺めるとこが印象的だ。
閉塞感たっぷりの2時間のあとに、アメリカのイメージがまぶしい。
この後、この青年にどんな人生が待ち受けているのだろう・・