<ネタバレ>娯楽映画の3要素、いい男、いい女、完全な悪人。
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<ネタバレ>娯楽映画の3要素、いい男、いい女、完全な悪人。
これに退屈しないアクションが加わると、時間つぶしには持ってこいの作品となる。
娯楽西部劇。
この言葉になじみがないのは、西部劇は男が多いからだ。
いい男はたくさん出てくるのだが、そこにバランスよく、いい女をたくさん配することができないからだ。
そこをどう面白くするのかが、西部劇の魅力でもあるのだが、
ケビンコスナーは臆面もなく、娯楽作品の法則で、西部劇を創ってしまった。
大筋は、「ガンヒルの決斗」である。
牧場主の言いなりになる保安官と、不満の溜まる町の人々。
しかし、ラストが違う。町の人が立ち上がるんだね。
かくして、もの凄い銃撃戦になる。
ペキンパーのワイルドバンチよりも迫力がある。
難を言えば、ラブシーンがくどい。
男くさい泥だらけの西部劇にラブシーンは似合わない。
でも娯楽作品を観たいが、西部劇はイマイチという方。本作、おススメです。