邦画のVFXの第一人者の山崎貴監督の作品。以前のSFとは18 .. >(続きを読む)
邦画のVFXの第一人者の山崎貴監督の作品。以前のSFとは180度がらりと変わった人情劇。シナリオはよくある懐古感を感じさせるお涙頂戴もの。昭和30年代の東京の町並みを見事に再現するといったリアル差の追求は視覚効果の使い道にこんな方法もあったのかと思わされる。本当に美しい人情劇なのだが、実際にこの年代を生きた人はそういった人間関係が煩わしくて、現代の殺伐とした世情を生んだとも言われている。どちらが良いかなんてわからないが、ただ一つ言えるのは、過去の汚い部分は消し去られ、美化された良い思い出だけが残るということ。あー昔に戻りたいと思ったら負けなノスタルジー映画。