鍵を掛けたか確かめに戻ったり、怒りたい時に我慢しちゃったり、 .. >(続きを読む)
鍵を掛けたか確かめに戻ったり、怒りたい時に我慢しちゃったり、好きなものに依存するあまりストレスになっちゃったり、ということは、誰でも身に覚えがあると思う。だからここに出てくる人たちは、多少カリカチュアされてはいるが、日常を生きる我々自身と何ら変わらず、このちょっと生きにくい世の中で、もう少し肩の力を抜いてみてもいいんじゃない、という映画のメッセージに共感できた。松尾スズキは原作のイメージとは異なるが、TV版の阿部寛よりはマシだろう。最後はちょっとハッピー。