ポルノ版『スカーフェイス』といったところ。ただひとつの「モノ .. >(続きを読む)
ポルノ版『スカーフェイス』といったところ。ただひとつの「モノ」を武器にのし上がっていくマーク・ウォルバーグ。普通に生きられない人たちが擬似家族を形成していく様が切なくも愛おしい。長い映画だが、演出はノンストップでテンポ良く進む。ポール・トーマス・アンダーソン監督の傑出した才能は、次作『マグノリア』で結実することになる。久し振りの鑑賞だったが、ドン・チードルやフィリップ・シーモア・ホフマンまで出演していることに驚いた。