三人の熱演。飽きさせない構成。そしてクリント・イーストウッド .. >(続きを読む)
三人の熱演。飽きさせない構成。そしてクリント・イーストウッドの考えというか、彼が実際にこういう現実に向き合ったらこうする、という考え方が示されていて、衝撃的でした。彼はとても現実的な人だと感じました。「暗い」とか「悲しくなる」という感想は最もですが、彼の思想というか考えをストレートに表現した映画だと思います。原作はあるにしろ、撮り方一つ一つから人間が浮き彫りになっていく感じで、彼の監督としての力量が発揮されました。
ただそういう意味では、その核となるテーマをもっと掘り下げてほしかった、その部分が短かったという不満が残りました。