<ネタバレ>前半の意外なほどベタな展開から、後半の展開は驚き。きっと前半 .. >(続きを読む)[良:1票]
<ネタバレ>前半の意外なほどベタな展開から、後半の展開は驚き。きっと前半が予告編の全て。後半からがこの映画の真骨頂。
空気を抜いて、また入れて、というシーンにものすごく官能を感じました。
特に関わり合いの無い人物たちが出てくるのだけれど、きっと彼らは何か満たされないものを持っていて、それを代用している象徴が空気人形なのです。
空気人形が息絶えた時、その人たちは本当の自分を直視できたのかもしれません。
それにしても空気人形が腹を裂いて空気を口から入れるシーンや、ポリ袋に死体を入れるシーンなんかはぞっとするほど良かった。哀しいほどの愛情。
ちょっと雑な観は否めないけど、ペ・ドゥナがそれを補ったかな。
詩がかなり重要なファクターのようです。[良:1票]