<ネタバレ>凝った映像美を魅せるトニー・スコット監督。
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<ネタバレ>凝った映像美を魅せるトニー・スコット監督。
オープニングからまるで一こま一こまがショートフィルムのような美しさと疾走感を味あわせてくれます。
主演の二人も貫禄の演技でラストまで緊張感を維持し一瞬たりともスクリーンから目が離せません。
物語が進むにつれ悪役を演じるトラボルタが一方的にデンゼル・ワシントンに好意を寄せているのが段々わかってくるけど、それに反して「犯罪者」としか彼を見ていないワシントンの冷めた演技が素晴らしい。
ラスト、銃を向けられて「俺を撃ってくれ」と懇願するトラボルタ。
結局ワシントンは彼を射殺し、奥さんに頼まれたミルクを買って家路につく。
愛情と非情が絶妙にシンクロするラストシーンでした。