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<ネタバレ>最初にね、この女性監督さんが出演している別の映画「ホワイトノイズ」を見るつもりだけど、嫁が2回目見だしたので、俺もそばで見てた。
嫁の記憶では「バービーちゃん」は60年代半ばには日本では売っていて買ってもらったという。リカちゃんが出る前に数年売られていたともあると記録があるからそうなのかな。80年代に再輸入されていて、CAさんコスのを大学時代買ったらしい。
「ケン」は買わなかったの?と聞けば、そんなの知らなかったという。
映画の冒頭、巨大なバービーが出てくる。荒野に女の子が赤ちゃん人形で遊んでいるシーン。「何これ?」「2001年やがな」「なにそれ?」「え?知らんの?」「しらーん。あ、始まった」
細かくは調べないとだけど、色んな映画のパロが入っているように思える。トラボルタがちょい出てくる。「グリース」の1シーンのようなダンスもあるなぁ。
フェミニズム と簡単に決めつけるのもいいけど、その面からこの映画に入るのも悪い手法ではあるまい。
マーゴットはいつになくかわいくて(くぁわいいやろ?)役にはぴったり。ゴスリングが回転滑り台を降りてくるのは吹いてしまうなぁ。
マテル社。よくまあこんな映画OKしたよね? マテル社のCEO役ウィル・フェレル。ハリウッドではサインしてくれないヤツNo.1らしいけど。「ユダヤ人でもだ」に吹きだすわ。
マテルの創立者はユダヤ系だったんだけどね。もう一人の創始者のヨメさんがバービーをデザインして作り出したんよ。ルース・ハンドラーね。その娘の名前がバーバラ・ハンドラー(人間になったバービーが名乗る名前と同じ)
と、嫁に話してもそんなのはどうでもいい。ピンクの世界。女性大統領、最高裁判所長官、ノーベル賞(?)もALL WOMANの世界なのだから。ヲトメノユメセカイ。
ケンの男性上位の国を作る目論見を阻止し、女性上位路線を復帰させるバービーたちだけど、典型的バービーは、この国にいるより人になることを選ぶ。
「ヒト」になる事なので、オンナ/オトコ ではなく「ニンゲン」になりたいという別の彼女の欲求なんだろうな。それを意図しているんだろうけど、なんで婦人科に来る?
まあ、「人間のボディ」を手に入れたらそりゃ色々あるわいな。ケンもバービーも「性器が無い」から「ある」に変わったんやろね。
直ぐに指摘したんは嫁。「なんでやろな?」「そら毎月大変になるがな。ピンクの世界ではそんなん無いねんやろ」「あ、そうか」
もうちっと、マテルの他のおもちゃ出してほしかったなー 話題になるのはわかった。マーゴットちゃんも高畑充希ちゃん(吹き替えよかったで)もかわいいから7点つける!