<ネタバレ>1,2作に続き、クオリティーの高さはさすがで、物語にぐんぐん .. >(続きを読む)
<ネタバレ>1,2作に続き、クオリティーの高さはさすがで、物語にぐんぐん引き込まれる。
猿のCGもクオリティーが高く、CGにもメイキャップにも見えず、まったく違和感がない。
シーザーの内面も丁寧に描かれており、自然と感情移入させてしまうところはさすがである。
1968年版の1作目に結び付けるべく、ノヴァを登場させていることは興味深いが、時代設定がどうなのか、
ちょっと気になってしまった。チャールトン・ヘストンが降り立った地球でノヴァに出会ったわけだが、
文明が滅びてから1000年以上経過した未来だったような・・。
また、口がきけなくなる伝染病が人類に広まるというのも無理やりな感じがした。
当然猿にとってはハッピーエンドで終わることになるのだが、もう少し人類側からみた
悲壮感とか絶望感というのも描いてほしかったところではあるが、
全体的に見れば満足のできる完結編であると思う。