<ネタバレ>冒頭からのバク狩りに引き続いた獲物の内蔵分けで、「ああ、結構 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>冒頭からのバク狩りに引き続いた獲物の内蔵分けで、「ああ、結構エグそうな映画!」
と覚悟はしました。不妊症の男に獲物の睾丸を食わせ皆で笑う、そのあとの「すり込む
と効くぞ」と渡したトウガラシ様粉末などで村中で笑い物にするなどと、
原始時代には、性が大きな笑いになっていた事を思い知らされました。
その様に原始的な生活をどのように表現したかを幾つかあげてみます。
▼穴に落ちた息子の足の切傷を大蟻に咬ませて縫合する、石器はエリート
のみの持ち物であった、ボディ・ペイントの色で階層が区別されていた、奴隷売買は
女性のみであった、などでした。加点2
▼ひたすら逃げるのみで、ラストにスペイン艦隊が現れ、あれほど周りの部族を
恐れさせていたマヤ族も滅亡の悲劇をすぐ味わう事になるんだ、という事は
頭では分かっていても、なぜかすっきりしない終り方でした。減点3。
それにしても疫病にかかり、マヤ族の滅亡を予言する少女は、「砂の惑星」
のポールの妹を思い出させました。もっとオドロオドロシイ方が面白かったのに!
▼あのモブシーンや大規模なセットは、CGではなかなか出来そうにもない感じがして、
やや点数が加算されました。加点4
(通常の映画への点を5点と計算します):総計8点