<ネタバレ>色々と考えさせられた映画でした。そもそも架空の事件を本物らし .. >(続きを読む)
<ネタバレ>色々と考えさせられた映画でした。そもそも架空の事件を本物らしくドキュメントタッチで描いていたので、それだけでも私は引き込まれました。現代アメリカの病的暗黒面をさらけ出したような描写、特に狂的にムスリムに恐怖し、増悪している風潮や、それらに取り付かれたような陪審員による思い込み誤判断、など印象的でした。一方、ブッシュ大統領とその夫人の賛美も大いに唱えられており、複雑な気もしました。まあ、あのシェラトンホテルには宿泊したこともあり、担ぎ込まれたノースウエスタン病院にも行った事があるので、違った意味で懐かしさも感じてしまいました。