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<ネタバレ>■もちろん考えさせられることは沢山あるのだが、主人公の正義を貫く人格が形成される過程がイマイチ説明不足な感じで、(映画的には)感情移入出来ずじまいだった。■ひたすら陰々滅々としてるのは、この時代のアメリカ映画の特徴なのか、そもそもそういう作品であるべきなのか分からないけれど、悪徳警官に「してやったり!」なエピソードの一つでも盛り込んで起伏を作ってやったほうが観やすかった気がする。■そんな自分でもパチーノの演技の素晴らしさは分かったつもり。椅子叩きつけて同僚にぶち切れるシーンは、観賞してるこっちまで引いた。[良:1票]