<ネタバレ> ひ弱な少年がムキムキマンになり、そこからヒーローになるまで .. >(続きを読む)
<ネタバレ> ひ弱な少年がムキムキマンになり、そこからヒーローになるまではとても丁寧に描かれており良かった・・・・のだが、そのヒーローになってからの展開がとにかく早足。
折角衣装も新調して仲間もでき、敵のアジトの場所も分かったのにその戦闘シーンがダイジェストの様にぶつ切りで見せられるので『え?ここで盛り上げるんじゃないの?』と拍子抜け。
親友の死と言う結構な山場もあれよあれよと進んでいきアッサリ終了。
ボスキャラも主人公同様のマッチョメンなのだが、戦闘時間は5分程度で、最後も自滅とあっさりやられちゃいます。
また、『元祖マーブルヒーロー(・・・・でいいのかな?)』なので仕方ないと言えば仕方ないのだが、X-メンやアイアンマンに比べて能力が『強いだけ』と地味。イメージ的には爪とアダマンチウムの代わりに盾を持ったウルヴァリンなのかもしれないが、あちらみたく超回復等の超人演出も無いのでやっぱ地味。主人公の平和を『守る』と言うミスターヒーロー的精神と『盾』と言う武器はマッチしており良いのだが、投げてから手にはめるまでの動作がモタモタしており格好悪い。せめて射出装置とワイヤー内臓でヨーヨーみたくスピーディーに使って欲しかった。
決して駄作ではないのだが、『後半の早足展開』と『地味な主人公能力』のせいで右肩下がりに詰らなくなっていき、最終的な点数としては5点位。