哲学色が強いです。ストーリーはテーマに従属してしまっているの .. >(続きを読む)
哲学色が強いです。ストーリーはテーマに従属してしまっているので、ストーリー的な面白味はあまりありません。哲学的なテーマと世界観自体を楽しめるかどうかです。そのテーマも結局は、「自己とは何か」「GHOST=魂の存在」に集約されています。難解に感じるのは、このテーマを扱う際にわざわざ難解な語彙を使用した説明口調ばかりのためなんですね。ストーリー自体は割とシンプルでわかりやすいものだと思います。ですがこの映画の面白さはストーリーよりもテーマ性にあるため、面白さを実感するためには何回も見て造詣を深める必要があるのだと思います。