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<ネタバレ>普通に歩き、タバコに火をつけるディーン・キントは警察と話していた時の弱々しい表情とは違い一仕事を片付けた悪の顔、つまりソゼの顔になっていた。何も喋らなくても威圧感が漂っていて、バカにされ続けていたディーン・キントを演じきったというソゼの貫禄を見せつけられた。この映画はソゼの正体を探すのが目的ではなく、何が嘘で何が真実なのかを見極める映画であり、何度観てもその時の解釈によっては毎回違う内容になってくる奥深い映画である。