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<ネタバレ>「戦争映画らしくない戦争映画」の中では、「面白くなくはない娯楽作品」って感じでしょうか。 あっ、決して貶しているわけではありませんよ。
「天才数学者が理論武装で大和建造阻止のために奔走する」っていうストーリーは、自分のような理系人間からすると…、めちゃくちゃ面白いじゃないですか! 分かりやすくするためなのか、軍の人間がアホに描かれすぎてたり、お嬢様の登場で物語がトントン拍子で好転するご都合主義は気になるけれど、「理論派のガチガチ人間が、最終的に自分自身の感情に負ける」というオチは悪くなかった。
主演の菅田将暉。 「何でも測っちゃうぞぉ!」という設定は、人物造形的には安直すぎてどうなの? って思わずにいられないし、某テレビドラマでも見たような演技で100点満点ではないけど、うん、頑張ってた(もちろん、彼との良い掛け合いを見せた柄本佑も)。
最後に一つ。 今回も沢山出てた「ザ・CG人間」って感じで違和感ありありのCGエキストラって、映像的に『タイタニック』の頃からほとんど進化してないように思えるんだけど…、これが限界なんですかね?