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<ネタバレ>作品の出来に於いて良し悪しの振幅が大きいポール・WS・アンダーソン作品、
前評判もどちらかと言うと悪い話ばかり聞いていたので大きな期待はしていなかったが、
随所に「300」「グラディエーター」の影響が見え隠れはするものの、
復讐に燃える若きグラディエーターと悲劇のヒロインの物語は中々の見応えがある作品だった。
(題材が題材だけに、「面白かった」とは安易に書けない)
これで主役の二人があの未曽有の火山噴火被害から逃げ延びる様な幕引きだったら一気に評価が下がるが、
徹底して悲劇的な幕引きに徹したのは、ポール・WS・アンダーソン監督なりの悲劇的な大惨事への
気持ちの表れなのかと思った。
惜しむらくは、終盤、ヒロインの髪の毛が熱でチリチリになりドリフのコントの様だった事。
不謹慎ながらクスッと笑ってしまいましたよ、私は。