性別は違えど、私もイーニドと同じ17〜18才の頃は所謂ヲタク .. >(続きを読む)
性別は違えど、私もイーニドと同じ17〜18才の頃は所謂ヲタク全快で、
イーニド同様に言葉では表現するのが難しい、何ども言い難い不満・不安・世の中に対する畏れを抱いていた。
若かったなぁ…
私の様な凡庸な人間は、良くも悪くも世の中との折り合いを付ける方法を覚え、
妥協する事でソツなく過ごす事が出来る様になる。
それを「成長」と言うのかも知れないけれど、確実につまらない人間になっているのかな とも思えてしまう。
いかん、青臭い言葉のオンパレードになってしまった。
本作を観た理由は、若い頃のスカヨハを観たかったから と言う不埒なもの。
でも、鑑賞して行く内に私の気持は完全にイーニド寄りに。
中盤からラストシーンに掛けて、どんどんイーニドが可愛く思えてくる。
複雑な余韻を残すラストシーン含め、とにかく切ないです。
もっと若い時に観ていたら、人生違っていたかも…